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2024年

トヨタ自動車

エンジニアの集合知を活用するマルチAIエージェントシステム「O-Beya」を開発。パワートレイン開発の約800名が利用し、振動・燃費など9つの専門AIエージェントが24時間設計支援を提供。

企業規模大企業(1,000名〜)
地域日本
導入段階部門導入
使用ツールAzure OpenAI Service、Microsoft Copilot Studio、O-Beya

背景・課題

自動車開発の高度化・複雑化に伴い、エンジニア個人が持つ専門知識の共有と継承が課題に。振動、燃費、空力など多分野の専門家の知見を効率的に活用する仕組みが求められていた。

取り組み内容

トヨタの伝統的な「大部屋」方式にちなみ、仮想的な大部屋を再現するマルチAIエージェントシステム「O-Beya」を開発。各エージェントは実際のエンジニアの設計データと知見を学習し、振動の専門家、燃費の専門家など9つの役割を担当。パワートレイン開発部門の約800名に展開。

成果・効果

月数百回利用、9つの専門AIエージェントが24時間対応

2024年1月からパワートレイン開発部門の約800人のエンジニアにアクセスを開放。月に数百回利用され、エンジニアが専門家に相談するまでの待ち時間を大幅に短縮。今後は「Consumer Voice Agent」など消費者の声を開発に反映するエージェントも計画中。

教訓・ポイント

AIを「人間の代替」ではなく「集合知の増幅器」として位置づけることで、現場エンジニアの受容性が高まった。既存の組織文化(大部屋方式)をデジタルで拡張するアプローチが効果的。

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