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2023年

コーセー

コーセーは量子コンピュータと従来型コンピュータを組み合わせたハイブリッド型アルゴリズムにより、化粧品処方の自動生成システムを開発。処方設計時間を約900分の1に短縮し、人では発見できない高性能処方の生成に成功した。

企業規模大企業(1,000名〜)
地域日本
導入段階部門導入
使用ツール量子コンピュータ, ハイブリッド型アルゴリズム

背景・課題

化粧品の処方開発は、無数の原料の組み合わせから最適な配合を見つけ出す複雑な作業であり、熟練の処方設計者でも多くの時間を要していた。特に安全性や安定性を満たしつつ機能性を最大化する最適解の探索は困難だった。

取り組み内容

量子コンピュータの高速演算能力で候補を絞り込み、従来型コンピュータで最適解を正確に生成する二段階方式のハイブリッド型アルゴリズムを開発。クレンジングオイルの処方設計で実証し、目標品質に合わせた探索領域の高速絞り込みを実現。2件の関連特許を出願済み。

成果・効果

処方設計時間を約900分の1に短縮、2件の関連特許出願済み

処方設計にかかる時間を約900分の1に短縮。さらに、人間の処方設計者では発見できなかった角栓除去率の高い処方を自動生成することに成功。2025年5月には世界初の「量子コンピュータ計算処方による化粧品」として毛穴美容液オイルをコスメデコルテブランドから発売。

教訓・ポイント

化粧品の処方開発のような「組み合わせ最適化問題」は量子コンピュータの得意領域。人間の経験や直感では到達できない解をAI・量子技術が発見できることを実証した画期的な事例。

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