AI活用事例データベース
SAPは生成AIアシスタント「Joule」のコラボレーティブAIエージェント機能を発表。サプライチェーン・財務・HR等の複数部門を横断して協働するAIエージェントを2024年Q4から提供開始し、業務プロセスのサイロを打破した。
エンタープライズの業務プロセスはサプライチェーン・財務・HR・調達など複数の機能領域にまたがるが、従来のAIソリューションは単一ドメインに限定されていた。SAPはERPプラットフォームの強みを活かし、部門横断で協働するAIエージェントの開発を目指した。
2024年10月のSAP TechEdでJouleのコラボレーティブAIエージェントを発表。メールエージェント・請求書エージェント・サポートケースエージェントが自動連携し、支払紛争の解決などクロスファンクショナルなワークフロー全体を自動化。データと豊富なビジネスコンテキストを接続し、複数アプリケーション間で推論・計画・実行する能力を提供。
Q4 2024に初版エージェントを提供開始。SAP S/4HANA Cloud、SuccessFactors、Ariba等の主要製品に順次展開。2025年10月にはさらに15の新エージェントを追加発表。支払紛争解決の例では、従来人手で行っていた複数システム間の情報照合と処理を自動化し、解決時間を大幅に短縮。
エンタープライズAIの真価は、個別の生産性改善ではなく、部門横断のビジネスプロセス変革にある。ERPプラットフォームに深く統合されたAIエージェントにより、データのコンテキスト理解に基づく高精度な業務自動化が可能。
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