AI活用事例データベース
企業間でAI学習用の実験データを共有し、合成ゴムの物性予測AIモデルの精度向上を実証。米国グループ企業ZCLPとの間で独自変換プログラムにより7,000水準以上の配合データベースを構築し、秘密計算技術の実装も検討。
合成ゴムの開発では、配合条件と物性の関係を予測するAIモデルの精度向上が課題だった。一社のデータだけでは学習データが不足し、企業間でのデータ共有には機密性の担保が必要だった。
日本ゼオンと米国グループ企業ZCLPが、異なるデータ管理体制のもとで独自の変換プログラムを適用してデータを連携。7,000水準以上の配合データベースを構築し、複合データでAIモデルを訓練した。
各社単体のデータに比べて連携させたデータの方がAIモデルの予測精度が向上することを確認。今後はSBテクノロジーと共同でTEE(Trusted Execution Environment)による秘密計算技術の実装を検証予定。
企業間のデータ共有は、各社のAIモデル精度を飛躍的に向上させる可能性がある。秘密計算技術の活用により、機密データを保護しながらデータ連携を実現するアプローチが今後の鍵。
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