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2019年

キユーピー

キユーピーはディープラーニングを活用した独自のAI原料検査装置を開発。「良品のパターンを学習させる」という逆転の発想で不良品検出精度を飛躍的に向上させ、グループ工場に展開している。

企業規模大企業(1,000名〜)
地域日本
導入段階全社展開
使用ツールディープラーニング画像解析, Google TensorFlow

背景・課題

食品工場の原料検査では、変色・変形・異物混入など無限に存在する不良パターンをすべて学習させることは困難だった。従来の画像検査装置では不良品のパターンを定義する方式のため、未知の不良品を見逃すリスクがあった。

取り組み内容

発想を逆転し、AIに「良品のパターン」を学習させる方式を採用。良品以外をすべて不良として検出する仕組みにより、未知の不良パターンにも対応可能に。2018年からベビーフードの冷凍原料検査に導入し、2019年にはグループ企業デリア食品のニンジン検査工程にも展開。

成果・効果

ボタン1つで誰でも操作可能な簡便性を実現

目視検査による身体的負担を大幅に軽減しつつ、検出精度を飛躍的に向上。ボタン1つで誰でも操作できる簡便な操作性を実現し、グループ工場への横展開を推進。食品業界全体への技術提供(外部販売)も視野に入れている。

教訓・ポイント

「不良品を学習する」のではなく「良品を学習する」という逆転の発想がブレークスルーを生んだ。AIの活用では、問題の定義の仕方が成果を大きく左右する。

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