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2024年

大和証券

コンタクトセンターに音声AIオペレーターを国内金融機関初導入。24時間1,000回線同時対応可能で、株価照会やNISA質問に自動応答。約半年の開発で実装に成功。

企業規模大企業(1,000名〜)
地域日本
導入段階部門導入
使用ツールAzure OpenAI Service、Azure AI Speech Service、Azure AI Search、SyncLect Generative AI

背景・課題

問い合わせ件数が1日数百件に達し、人間のオペレーターが対応しきれず顧客を待たせる状況が発生。採用・育成にも時間がかかるため人員拡充だけでは限界があり、AIで待機時間を短縮しオペレーターが複雑な案件に集中できる環境構築を目指した。

取り組み内容

マルチエージェント設計を採用し、マーケット情報回答AI・FAQ回答AI・フロー型回答AIを組み合わせたシステムを構築。音声認識→テキスト化→AIエージェント処理→回答生成の流れで自動応答。大和証券・ヘッドウォータース・大和総研・NEC・QUICKで60人以上が参加し、2万件以上のテスト電話・チャットで品質を改善。

成果・効果

24時間対応、1,000回線同時対応可能、エラーは1日数件程度

回答精度は開発初期の50%未満からリリース時に本運用レベルまで向上。1日数百件の問い合わせに対しエラーは数件程度。日経平均・S&P500などの株価、個別銘柄情報、配当利回り、NISA質問、オンライントレードの利用方法などに24時間対応。1,000回線同時対応可能。

教訓・ポイント

金融機関のセキュリティ・コンプライアンス要件を満たすため、初期段階では顧客情報を参照しない設計を採用し、段階的に拡張する戦略が有効。AIを使うべき場面と不要な場面を明確に分離し、API取得データはそのまま使用、対話が必要な部分にのみAIを活用するアプローチで精度と安全性を両立。

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