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2026年

井村屋グループ(チルドまんのAI需要予測)

井村屋グループが Amazon SageMaker Canvas でチルド製品の AI 需要予測を構築した。毎日約2時間かけて手作業で作っていた見込シートをボタン一つで5秒で自動生成できるようにし、業務工数を90%削減した。

地域日本
導入段階実証実験(PoC)
使用ツールAmazon SageMaker Canvas(AutoML)、AWS上のデータレイク、kintone

背景・課題

業務担当者が毎日約2時間をかけて、複数の Excel シートや kintone アプリ、基幹システムからデータを手作業で抽出・整形し、前週トレンドや経験則をもとに翌日の出荷数を決めていた。

取り組み内容

AI・データ活用に強みを持つ Hashup をコンサルティングパートナーに迎え、3社体制で PoC を実施した。まず散在していたデータの参照・抽出・整形を AWS 上のデータレイクとして自動化し、気象情報も自動取得できるようにした。そのうえで Amazon SageMaker Canvas の AutoML で時系列予測モデルを構築し、過去2年半の出荷実績に気温(代表6地点の平均最高・最低気温)、販促情報、前週トレンドなどを説明変数として投入した。出力は既存の見込シートとできるだけ同じ見た目になるよう配慮した。

成果・効果

毎日約2時間かけて手作業で作成していた見込シートを、ボタン一つで5秒で自動生成。業務工数90%削減。予測精度はゴールド肉まんで AI 9.8% 対 担当者 15.4%(WAPE)と AI が上回り、あんまんでは AI 6.0% 対 担当者 6.2% と同等だった。

見込シートの作成が毎日約2時間からボタン一つ5秒になり、データ抽出・前処理・予測・結果出力の手作業がほぼゼロになって業務工数を90%削減した。予測精度では、ゴールド肉まんで担当者の15.4%に対し AI が9.8%(WAPE)と上回り、あんまんでは6.0%対6.2%とほぼ同等だった。

教訓・ポイント

出力の見た目を既存の帳票に合わせると、現場の移行がスムーズになる。熟練担当者の予測と WAPE で比較すると、AI に任せてよい商品と任せない商品を切り分けられる。

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