AI活用事例データベース
ニッスイはNECと共同で、水中カメラとAI技術を活用した養殖魚の体長・体重自動測定ソリューションを開発。測定工数を従来の約6分の1に削減し、養殖事業の効率化を実現した。
ニッスイの養殖事業所(黒瀬水産)では、ブリの生育状態を把握するための体長・体重の測定を、生簀から魚を取り上げて人手で行っており、時間とコストがかかる上、魚にストレスを与える課題があった。
2017年より取り組みを開始し、水中カメラで撮影した魚群の映像から、NECのAI技術(機械学習)により測定対象魚を自動検出。測定点を抽出して尾叉長や体高を自動測定し、魚体重換算モデル式で体重を算出する仕組みを構築。
測定工数を従来の約6分の1に削減。魚を取り上げることなく生簀内で測定できるため、魚へのストレスも大幅に軽減。マグロへの対象魚種拡大も進め、クラウドサービスとしての提供も計画された。
養殖業におけるAI活用では、「魚にダメージを与えない」という動物福祉の観点も重要な導入効果となる。現場の作業負荷軽減だけでなく、製品品質の向上にもつながるWin-Winのソリューションが実現した。
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