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2020年

マルハニチロ

マルハニチロはAI画像処理技術を応用した成魚自動カウンター「かうんとと」を開発。船上を流れる養殖魚をAIが個体認識・カウントし、人手によるカウント作業の自動化と経費削減を実現した。

企業規模大企業(1,000名〜)
地域日本
導入段階部門導入
使用ツールかうんとと(成魚AIカウンター)

背景・課題

養殖業では、生簀の魚の尾数管理が経営の基盤だが、船上での人手によるカウント作業は肉体的負担が大きく、数え間違いのリスクも高かった。大きさも方向もランダムに流れる魚を正確にカウントすることは困難な作業だった。

取り組み内容

船上の樋の上を流れる養殖魚をカメラで撮像し、予め魚体形状を学習したAIが個体を認識・カウントする「かうんとと」を開発。当初はブリ・カンパチの成魚を対象とし、現在は稚魚計数にも対応を拡大している。

成果・効果

人為的ミスの軽減、体力的負担の軽減、経費削減

人為的ミスの軽減により商品力が向上し、作業者の体力的負担も大幅に軽減。労務費などの経費削減にも貢献。さらに超音波を用いた魚体重測定システムも導入し、生簀に入れたまま5〜10分で計測可能な体制を構築した。

教訓・ポイント

水産養殖のような過酷な環境下でのAI活用は、現場の作業フローに合わせたシステム設計が不可欠。「動きの激しい生きた魚」という難易度の高い画像認識課題を、AIの学習精度向上で克服した。

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