AI活用事例データベース
テラスマイルは農業に特化した経営管理クラウド「RightARM」を提供し、AIによる出荷予測実証サービスを展開。農産物の収穫量の波をデータから予測し、産地経営の強化を支援している。
農業現場では、集出荷場や管理システムにデータが蓄積されているものの、それを経営判断に活用できていなかった。出荷量の変動予測は熟練者の勘と経験に依存し、市場での欠品や過剰供給が発生していた。
農林水産省の「人工知能未来農業創造プロジェクト」を通じて開発されたRightARMを基盤に、出荷予測実証サービスを2020年4月から提供開始。集出荷データを体系的に解析し、収穫量の波を予測することで、欠品しそうな時期の早期把握を可能にした。
農業経営者やJA、自治体などの産地リーダーに対し、「予測準備型」と「予測開始型」の2つのメニューを提供。データに基づく出荷戦略の立案を支援し、売上向上に貢献している。2025年には1億円の資金調達を実施し、農産物流通インフラ「ジャスタウェイ」の開発を推進中。
農業のデータ活用は、既存の集出荷データの「見える化」から始めるのが効果的。高価なIoTセンサーの導入より、既にあるデータの分析がROIの高いアプローチとなる。
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