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2026年

富山市(常設AIカメラによる人流観測)

富山市が、中心市街地に52台の常設 AI カメラを設置して通年の人流計測を行っている。取得データはオープンデータとして公開され、出店マーケティングなどに使える形になった。

地域日本
導入段階全社展開
使用ツールVIXクラウド(ハイテクインター)、AIカメラ、Amazon EC2(Gravitonプロセッサ)、Amazon Rekognition

背景・課題

富山市はスマートシティ推進ビジョンに基づき中心市街地活性化基本計画を策定していたが、新規出店などのマーケティングに使える詳細なデータが不足していた。従来の通行者数調査は単発的な実施にとどまり、年間を通じた平日休日別・時間帯別の通行者データや、性別・年齢といった属性情報を継続的に取得することが難しかった。

取り組み内容

富山市は地元企業の CHRONOX に委託し、スマートシティの情報基盤となる都市 OS 上に AI カメラを活用した人流観測プラットフォームを構築、2023年4月1日から運用を開始した。富山駅周辺および総曲輪地区に52台の AI カメラを設置し、ハイテクインターの VIX クラウドと組み合わせて、北陸地区で初めて常設 AI カメラによる人流計測を実現した。

成果・効果

富山駅周辺および総曲輪地区に52台のAIカメラを設置。車種別認識率は昼夜問わず97%以上。Graviton プロセッサ搭載インスタンス1台にストリーム処理とAI処理を集約し約4割のコスト削減を実現。AIカメラは他社製品比で約2割のコスト優位。

年間を通じた人流データを継続的に取得できるようになり、オープンデータとして一般公開している。車種別認識率は昼夜問わず97%以上で、時間ごと・曜日ごとの集計が可能である。従来は変換処理と AI 処理を別インスタンスで実行していたが、Graviton プロセッサ搭載の G5g インスタンス1台に集約して約4割のコスト削減を達成した。

教訓・ポイント

単発調査では見えない平日休日別・時間帯別の傾向は、常設カメラによる通年計測で初めて把握できる。取得データをオープンデータにすると民間の出店判断にも効く。

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