AI活用事例データベース
繊維商社のタキヒヨーで、エンジニア経験のない担当者が需要予測データのダッシュボードを Amazon QuickSight で内製した。URL にアクセスすれば経営データを確認できる状態をつくり、現場マネージャーが意思決定業務に集中できる環境を整えている。
統一のダッシュボードを導入する施策そのものに「手間が増える」という反発があった。需要予測データは色・柄・素材といった複数の情報が一つのカラムにまとめて格納されており個別の値で抽出できず、予測の数値も絶対値のみで判断の基準がなくアクションにつながらなかった。
使い勝手にこだわり、大きなデータから詳細なデータへ段階的に掘り下げられるドリルダウン機能の設計に注力した。データの欠損を補うため Web 経由のデータ入力の仕組みも構築した。需要予測ダッシュボードは、プログラムを書いた経験のないマーケティング兼 DX 推進チームの担当者が Amazon QuickSight で内製した。当初は GenU で SQL を生成させたが、開発が進むほどコンテキストの制限に達し、その都度会話を立ち上げ直す必要が生じて難航した。
URL にアクセスすれば経営データがすぐ確認できる状態になり、現場のマネージャーが本来の意思決定業務に集中できる環境が整いつつある。今後は分析精度の向上と、分析から起こしたアクションが業績にどう寄与するかの効果検証に取り組む。
チャット型の生成 AI に大きな開発を任せるとコンテキスト制限が壁になる。普段の動線のまま使える UI にすると、現場の抵抗感を下げられる。
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