AI活用事例データベース
ハウス食品グループはNECのAIを活用した需給・生産管理システムを統合し、全体最適な運用を2021年から開始。数万の予測モデルによる需要予測で欠品半減と廃棄ロス1割削減を目指す。
ハウス食品、ハウスウェルネスフーズ、サンハウス食品の3社は従来別々の需給・生産管理システムを運用しており、グループ全体での最適化が困難だった。各エリア・各倉庫ごとに出荷パターンが異なる多品種の商品管理が課題だった。
2021年4月に3社の需給・生産管理システムを統合し、NECのAIを活用した全体最適な運用を開始。全国の各エリア・各倉庫ごとに傾向の異なる商品の出荷数・販売数を予測する数万の予測モデルをAIが自動作成し、需給計画や発注業務を効率化。
需要予測を起点に生産管理や原価管理へデータがスムーズに流れる仕組みを構築。3年後をめどに欠品の半減と製品・資材廃棄ロスの1割削減を目標に掲げ、市場環境の変化に素早く対応できる体制を実現した。
食品メーカーのSCM改革では、複数拠点のシステム統合が前提条件。AIによる需要予測の効果は、上流の生産計画から下流の配送計画まで一気通貫でデータが流れる仕組みがあって初めて最大化される。
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