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2024年

HITO病院

Microsoft Azure OpenAI Serviceを活用し、医療現場のDXを推進。電子カルテとTeamsの連携、Copilotによる多言語翻訳・文書自動生成など、多職種協働の基盤を構築。

企業規模中堅企業(100〜999名)
地域日本
導入段階全社展開
使用ツールMicrosoft Teams、Copilot、Azure OpenAI Service、Microsoft Fabric、Power BI

背景・課題

228床の二次救急病院として、人材不足と働き方改革への対応が急務。「先輩に聞く」という従来の情報共有手法が困難になり、電子カルテの情報がスタッフステーションでの閲覧に限定され有効活用されていなかった。セキュリティ課題からネットワーク連携も進んでいなかった。

取り組み内容

Teamsとモバイル電子カルテを連携した「多職種協働セルケアシステム」を構築。全スタッフにスマートフォンを配布し、ベッドサイドでの情報アクセスを実現。Azure OpenAI Serviceで症状詳記の自動生成、Copilotで患者対応チャットボット(糖尿病教育)・多言語自動翻訳・会議議事録自動作成を導入。初期臨床研修医向けの教育支援システムも構築。

成果・効果

スタッフの働く場所がスタッフステーションからベッドサイドへシフト。海外看護補助者の夜勤対応が実現。会議内容の即時チャット配信により申し送り時間を削減。「先輩への伺い文化がなくなり、属人的でない膨大な情報から新しい発想や価値創出につながる可能性」が生まれた。

教訓・ポイント

「専門性が高くない部分」を入口としたAI導入アプローチが効果的。事務作業の効率化から始めることで現場の抵抗感を軽減し、段階的に専門業務への活用を拡大できた。セキュリティを確保しながらネットワーク活用を進めることが、医療情報の有効活用の前提。

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