AI活用事例データベース
カゴメは独自のビッグデータとAI解析技術を組み合わせた生鮮トマトの収量予測システムを開発し、大型菜園に導入。5週先までの収量をAIが予測し、廃棄ロス削減に貢献している。
生鮮トマトの生産では、収量の変動が大きく正確な出荷計画の策定が困難だった。熟練の技術者に依存した収量見込みは属人的で、廃棄ロスや欠品の原因となっていた。
カゴメが長年蓄積してきた栽培技術・管理データ(十数年分の菜園週次レポート、100以上の特徴量)を基に、深層学習を用いた収量予測モデルを構築。2022年2月よりカゴメブランドの生鮮トマト大型菜園に実導入した。
5週先までの収量をAIが高精度に予測し、熟練担当者の予測精度を凌駕する成果を達成。出荷計画の精度向上により、廃棄ロスの大幅削減を見込む。さらに2025年には、AI選果機を福島県いわき市のトマト集荷場に導入し、流通段階での廃棄10%削減を目標に掲げている。
長年蓄積した現場データがAIの精度を大きく左右する。農業特有のデータ(気温、日射量、生育段階など)の体系的な蓄積が、予測モデルの競争力の源泉となった。
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