AI活用の全体像を、
一望する。
国内外の事例を、業種・技術・課題で分類して収録。
今週よく見られている事例
CRESCO(クレスコ)
独立系SIerが社内会話型生成AI「CrePT」やMicrosoft 365 Copilot、Azure OpenAI、GitHub Copilotを全社1,000ライセンスに展開。ユーザー1人あたり月平均約10時間を削減した。
旭化成
グループ全体で生成AIを活用し、材料の新規用途探索の自動化や製造現場の技術伝承に展開。6,000以上の用途候補を考案し、ある材料では候補選別の時間を従来の約40%に短縮。書類監査対応では年間1,820時間を短縮した。
損害保険ジャパン
保険商品に関する情報照会業務に生成AIを活用し、社員が必要な情報を素早く引き出せるようにすることで業務負担を軽減する。
JR東日本(東日本旅客鉄道)
生成AIチャットを全社員に展開するとともに、鉄道固有の知識を学習した「鉄道版生成AI」の内製開発に着手。社内業務の効率化と鉄道業務への本格適用を進める。
LINEヤフー
RAG技術を活用した独自の社内業務効率化ツール「SeekAI」を全従業員に本格導入。膨大な社内文書から部門ごとに最適な回答を提示し、確認・問い合わせ時間を大幅に削減する。
Atomwise
世界初の深層ニューラルネットワーク型バーチャルスクリーニングプラットフォーム「AtomNet」で、15京以上の化合物ライブラリから薬物候補を探索。318ターゲットの大規模研究で従来のHTSを凌駕する成功率を実証。
Vale(ヴァーレ)- Capanema自律鉱山
ブラジルの鉱業大手Valeは、Capanema鉱山で全搬送トラックをCaterpillar 789D自律トラックで運用する計画を推進。90km離れたBrucutu制御室から遠隔監視し、尾鉱ダム不使用・自然含水処理のサステナブル鉱山モデルを構築。年間1,500万トンの増産効果。
Safran(サフラン)
フランスの航空宇宙大手Safranは、2024年9月にAI企業Preligensを2.4億ドルで買収し、航空宇宙・防衛向けAI検査技術を強化。合弁のCFM LEAPエンジンでは、GE AerospaceのAI支援ボアスコープ検査でブレード検査時間を半減、検出精度も向上。
DSV(ディーエスブイ)
デンマークの物流大手DSVは、2024年にDB Schenkerを143億ユーロで買収し世界最大のフォワーダーへ。Panalpina Digital Hubで予測分析・AI・IoT・ブロックチェーン技術を推進し、AIによる需要予測と自律移動ロボットで倉庫業務の効率化を実現。
MSC(地中海海運)
世界最大のコンテナ船社MSCは、AI駆動の予測ETA分析とIoTスマートコンテナ5万台でリアルタイム貨物追跡を実現。Traxens技術で温度・湿度・衝撃・ドア開閉を監視し、AIが船舶動態・港湾混雑・過去データから到着予測を算出。
Rio Tinto(リオ・ティント)
Rio Tintoは全世界で約700台の搬送トラックを運用し、Pilbara地域で大規模な自律走行を展開。Oyu Tolgoiでバッテリー電動自律トラック8台のデモンストレーションを実施し、ロボットバッテリー交換ステーションも導入。
Anglo American(アングロ・アメリカン)
英国・南アフリカの鉱業大手Anglo Americanは、チリのLos Bronces銅鉱山でKomatsu FrontRunner自律搬送システムを62台規模で展開。FutureSmart Mining戦略のもと、AI・データ分析で操業効率・安全性・持続可能性を改善。
Fortescue(フォーテスキュー)
オーストラリアの鉄鉱石大手Fortescueは、約200台の自律走行トラックを運用し、累計5,200万km以上走行・15億トン超の物資を運搬。Liebherrとゼロエミッション自律搬送システムの共同開発、Scaniaと自律ロードトレインの開発も推進。
BHP(BHP)
世界最大の資源会社BHPは、Spence鉱山で全鉱山トラックを手動から完全自律化に転換。Port Hedlandの8台の自動シップローダーをパースの統合リモート操作センターから遠隔運用し、年間100万トン以上の増産を実現。
Ryder System(ライダーシステム)
米国のフリート管理大手Ryderは、RyderShareでAIベースのサプライチェーン可視化を提供し、リードタイム変動の削減と定時配達の改善を実現。Terminal Industries社のAIコンピュータビジョンをヤードで試験導入。
Werner Enterprises(ウェルナー・エンタープライズ)
米国の大手トラック運送会社Wernerは、クラウドベースのAI設備ライフサイクル管理と、Fleet Defender社のAIサイバーセキュリティ「Neural Sentinel」を車両フリートに導入。AIテレマティクスで業務効率化と安全性向上を推進。
Kuehne+Nagel(キューネ・ナーゲル)
世界最大の航空貨物フォワーダーKuehne+Nagelは、AIとプロセスオートメーションで航空・海上・陸上貨物の統合管理を推進。FreightNetデジタル物流管理システムでオンライン見積り・予約・追跡を自動化。2025年にはAI・ヘルスケア・航空宇宙セクターで市場シェア拡大。
J.B. Hunt Transport(J.B.ハント)
J.B. Hunt Transportは、デジタル貨物マーケットプレイス「J.B. Hunt 360」でAI・自動化による見積り・予約・追跡の効率化を推進。年間20億ドル超の運送業者貨物取引を処理。2024年にはKodiakと50,000マイル超の自動運転長距離貨物輸送を達成。
DB Schenker(DBシェンカー)
ドイツの物流大手DB Schenkerは、Hiverlabと連携し倉庫のデジタルツインを3Dで構築。AI対応ロボットと自律フォークリフトで荷役効率を30%改善し、1.6億ドル投資のゼロエミッション物流ハブを建設。
Hapag-Lloyd(ハパックロイド)
ドイツの海運大手Hapag-Lloydは、160万台のドライコンテナ全てにIoTスマートデバイスを搭載する世界唯一の完全デジタル化船社を目指し、150万台以上を装着済み。生成AIアシスタント「Haapi」でAPI管理ワークフローを96%改善。